4月8日(月)240名の新入生を迎え、平成31年度入学式を挙行しました。 入学式は、緊張した顔つきの1年生を、3年生の室長・副室長が先導する形での入場で始まり、担任の先生から一人一人名前を呼ばれて返事をした後、石井校長より入学を許可されました。

 

石井校長は式辞で、「先生や先輩から良いところをたくさん吸収し、本校の新しい世紀は自分たちが創るという気概を持って、日々の学校生活を送ってほしい」と述べました。

 

また、充実した学校生活を送るために、継続して取り組んで欲しいことを2つ話されました。

 

一つ目は「挨拶を大切にすること」です。

「挨拶は相手の存在を認めるメッセージであり、良好な人間関係を築くために大切なコミュニケーションツールである。先輩達と同様に、自分から一歩踏みだして、いろいろな人に積極的に挨拶をして欲しい。そして、周囲との良好な人間関係を築き、豊かな学校生活を送ってください。」と話されました。

二つ目は「努力を積み重ねること」です。

中国の唐の詩人である李白の体験から生まれた「磨斧作針(まふさくしん)」という言葉をもとに、努力し続けることの大切さについて教えてくださいました。そして、「夢と目標を達成するために強い意志を持って根気強く努力し続けて欲しい。」と話されました。

 

新入生を代表し、天王南中学校出身の佐藤暖乃さんは、自分の行動に責任を持ち、自分自身と向き合い将来について具体的に見据えていくこと、専門的な学習や部活動をとおして自分自身を深めること、楽しいことも苦しいことも新たな仲間と共に乗り越えていくこと、そして、平成最後の新入生として99年間の歴史と伝統をしっかりと受け継ぎ、さらによりよい形で未来へ繋げていくことを誓いの言葉として述べました。

◇4月5日、10名の教職員の方々をお迎えし、新任式を行いました。
 それぞれ先生方からは本校に勤務する喜びとともに、生徒と一緒に歩んでいきたいというあたたかい希望の言葉が述べられました。

◇続いて、1学期始業式を行いました。
 石井校長からは、次のことを話されました。
 いよいよ新しい年度が始まりました。日本にとっても元号が令和に変わり、その元年の年を迎えます。令和の令は「美しい・清らか」という意味があります。そして和は「和やか」という意味であります。令和は「和やかで争いのない、美しい日本」を連想させてくれます。素晴らしい元号だと私は感じましたが皆さんはどうでしょう。
春休みの全国選抜大会ではみんな健闘してくれました。個人戦ではレスリング部の田村君が5位入賞。団体戦では剣道男子がベスト8。卓球女子はベスト16の成績をあげてくれました。負けはしましたが柔道、卓球男子、剣道女子も頑張ったと聞いております。年末年始のサッカーの全国選手権大会のベスト8に続き、今年度も良いスタートを切ってくれたことに感謝します。

 今年度のスタートにあたり、一人一人が心に秘めている決意をこの1年で達成できるよう学校は皆さんを支援していきたいと思います。今日から新学期が始まりますが、何事もスタートが肝心です。3年生は昨年に引き続き、同じクラスでのスタートです。馴れ合いにならぬよう緊張感を持って進路達成というゴールに向かって、互いに励まし合いながら良いスタートを切ってほしいと思います。2年生は新しいクラスになり、新しい仲間との出会いがあります。互いにコミュニケーションをとって、クラス代表を盛り立てて、助け合いながら、互いの力が出し合えるクラスの雰囲気を作ってほしいと思います。さらに昨年度の修了式でも話しましたが、今年は来年度の本校創立100周年に向けて準備をしっかりと整える年であります。そのためには皆さんの柔軟な発想と若い力が必要です。その力をどうか我々学校に貸してください。学校全体でしっかりと盛り上げ最高の準備を整えていきましょう。

 年度の始めということで、リーダーについて話します。現在リーダーを任されている人、そうでない人もどうか耳を傾けてください。みなさんはどんな人がリーダーになれると思いますか?東レの経営研究所の元社長の佐々木常夫さんという人を知っているでしょうか。佐々木さんは秋田市出身で秋田高校、東京大学を卒業し、繊維メーカーの東レに入社し、経営研究所の社長まで上り詰めた方であります。経営研究所というのは経営者を育てる会社です。その佐々木さんがリーダーに必要な資質は「幼稚園で教えられたことを大人になってもできる人間である。」と言っています。皆さんは幼稚園の先生からどんなことを教えられたでしょうか。答えは5つあります。1つ目は「人にあったら挨拶をしなさい。」2つ目は「みんなと仲良く遊びなさい。」3つ目は「仲間はずれは作っていけません。」4つ目は「嘘をついてはいけません。」そして5つ目は「間違ったことをしたら勇気を持ってごめんなさいと言いなさい。」。佐々木さんはこの5つのことを大人になっても実行できる人間がリーダーとして適していると話します。当然リーダーになるには仕事のスキルが高いことも必要ですが、それよりも幼稚園で教えられた「謙虚さ、正直さ」といった、人として基本的なことをきちんと出来る「人間力がある人」こそ信頼されるリーダーになり得るものと思います。現在リーダーの人もこれからリーダーになる人も自分を振り返り、考え、実践してください。
最後になりますがこの1年間、皆さん全体がチームワークを持ってまとまり、それぞれの目標を達成し、素晴らしい1年になることを期待しています。


◇始業式終了後、春休みに行われた全国選抜大会の大会報告と賞状伝達が行われました。賞状伝達は全国選抜レスリング大会個人71㎏級5位田村拓斗君でした。

平成30年度の『研修集録』が完成しました。

研修集録第33号