平成25年度
<最終報告会>
総合的な学習の時間で行っている「ビジネス実践」の報告会を全体発表とポスターセッションという形式で行いました。 全体発表では、AKISHOP本部として活動している生徒会が各班の会計報告をまとめ損益の決算を発表したり、販売価格に対する原価率を絶妙に組み合わせ、売上げを伸ばした販売戦略をした班の紹介をしました。
ポスターセッションでは、AKISHOPやエコロジカルビジネス班がそれぞれの一年間の活動内容を研究発表のようにまとめたポスターを10分程度で紹介し、様々な質問を受けながら進めました。 4回繰り返したポスターセッションでは、自分の考えをわかりやすく、的確に発表することに戸惑っていたようでしたが、回数を重ねるうちに、工藤副校長が開会にあたって話された「発表する側も大切だが、聞き手が相手の意図をつかんでしっかり聞くことも大切」という意味を実感したようです。
5月から始まったビジネス実践の活動は、この報告会をもって一段落をしました。おもしろかったという体験だけで終わらせず、反省や振り返りをすることで経験から得た知恵を残し、継承していきたいと考えています。
<ビジネス実践のイベント>
11月1~2日今年度のビジネス実践の最大イベントであるキッズビジネスタウンとAKISHOPを行いました。 キッズビジネスタウンとは、小学生以下の子ども達が市民となり「みなで働き、学び、遊ぶことで、ともに協力しながら街を運営し、社会の仕組みを学ぶ」教育プログラムです。本校で開催するのは6回目となりました。1日は勝平小学校と出戸小学校の6年生180名、2日は県内から約200名の小学生が参加しました。 店長となった高校生たちは、従業員となった小学生に仕事の手順を丁寧に教え、ともに接客をしたり清掃や銀行、警察などの仕事をしました。小学生たちは、自分で働いて稼いだお金を大切にしながらうまく使う計算をして買い物を楽しんでいるようでした。
AKISHOPは土崎セリオンで開催し、12回目となります。半年かけて商品開発をしてきた商品の販売やエコロジカルビジネスの環境とビジネスの関係を考えて発表したりと、秋商生の学習の成果を市民や保護者の方々に披露しました。商品を買い求めた方々に活動の様子を表したポスターなどを使い、自分たちの考えや苦労したこと、工夫したことを話している姿は少し大人びて見えました。
ビジネス実践は、故進藤隆校長が推進してこられた事業です。10月29日に亡くなられた校長先生への弔意を示したいと、この二日間生徒たちは全員が喪章を付けて臨みました。
<開催のお知らせ>
今年度のAKISHOPは11月2日(土)道の駅土崎港セリオンで開催します。 AKISHOPのチラシが完成しました。 市内の小中学校や高校、公共施設に生徒たちがチラシを持っていきっています。目につくところに貼っていただくなどのご協力をお願いします。 また、11月2日も是非土崎セリオンにおいでください。お待ちしています。
平成25年度のキッズビジネスタウンの求人票は、下記からダウンロードできます。
なお、参加申し込みをいただいた方に参加通知文、またはメールを送付しています。届いていない場合は、お手数ですが連絡をお願いします。
連絡先:秋田商業高校 キッズビジネスタウン担当 石田 TEL 018-823-4308
アイス屋 アクセサリー工房 アロマ工房 おもちゃ&駄菓子屋 カフェ&ベーガリー ギフトショップ きりたんぽ クレープ屋 サッカー教室 たこ焼き屋 テレビ局 ネイルサロン ババヘラ ハローワーク はんこ工房 ファッションモデル ラーメン屋さん ラジオ局 ディレクター ラジオ局 ナビゲーター 環境局 銀行 警察署 裁判所 市役所 写真館 車屋 出版社 消防署 税務署 病院 木工工房
平成25年度のビジネス実践は、次のような計画で実施する予定です。
・AKISHOP部
・キッズビジネスタウン部
・エコロジカルビジネス部 (昨年度のユネスコスクール部を改名)
■実施日と会場
AKISHOPとエコロジカルビジネスは、11月2日(土)に秋田市土崎の道の駅セリオン
キッズビジネスタウンは、11月1日(金)と2日(土)に秋田商業高校
平成24年度 キッズビジネスタウンの活動
★キッズビジネスタウンとは
キッズビジネスタウンとは、小学生以下の子ども達が市民となり
「みなで働き、学び、遊ぶことで、ともに協力しながら街を運営し、社会の仕組みを学ぶ」教育プログラムである。
小学生が模擬的に設定された市役所から市民証を交付してもらい、ハローワークに行き仕事を探し、実際に働いて給料を得て、その給料で買い物を体験する教育的行事である。
また、生徒自身はキッズビジネスタウンの企画・運営を行い、子ども達の先頭に立って市民証の交付や模擬店舗での販売などを一緒に行うことで商業高校で学習した「社会の仕組み」や「ビジネスの仕組み」を子ども達に教えることができる。
生徒は企画や運営を通して教えることの難しさや、ビジネスに必要な知識を客観的な視点から知ることができるものである。
★小学生からの感想
・楽しかったおもしろかった未来の自分になった気がした。
・働く苦労や大切さが分かった、お金の大切さを学んだ。
・いろいろな仕事を体験することができてよかった。
・先輩が優しかった、将来こんな先輩になりたい。
・来年も参加したい。
・食べたいものや欲しいものがたくさんあった。
平成24年度のビジネス実践 h24_akisho_BIZ
平成24年度のユネスコスクール班の活動
◆あきたUNESCO(No.45_2013.3.20.)3頁(5冊の本を発行した理由)
平成23年度以前の 活動内容