第60回青少年読書感想文コンクールで、後藤蓮実さん(3年)が教育長賞

第60回青少年読書感想文コンクール(高校の応募は、5,333点)の秋田県審査の高校部門・自由読書において、教育長賞に後藤蓮実さん(3年会計コース)が選ばれました。

後藤蓮実さんは、『はなちゃんのみそ汁(安武信吾・千恵・はな著)』を読んで、「目に見えない幸せ」と題する感想文を書きました。

HASUMI

この本は、病気のため余命わずかなお母さんの千恵さんが、娘のはなちゃんに「みそ汁の作り方」を教えることで「食べることは生きること」を伝えています。

感想文で蓮実さんは、自らの闘病生活で感じたことを母親の千恵さんと重ねています。

「千恵さんが言う『がん様々』は、病気になったことでありふれたものの大切さに気づいて出た言葉。」

「当たり前に便利になっていく世の中で、今の状況に満足することやありがたく思うことを忘れることは蓮実さんも『こわい』ことだと感じている。」

読書を通して、「当たり前の中にある、本当のかけがえのないもの」について述べています。

この感想文は、夏休みの課題として書き、後藤蓮実さんは昨年度は特選をいただいています。

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