◆終業式に先立ち、今学期に受賞した各部の賞状伝達を行いました。
◆終業式に先立ち、今学期で離任されるALTマシュー・ブルック先生の離任式を行いました。校長より先生の紹介の後、マシュー先生から2年間の思い出を日本語で話していただきました。最後に生徒会長から花束が贈呈され、全校生徒が拍手で送りました。
◆7月21日(金)に1学期の終業式を行い、佐藤武校長は式辞で次のことを話されました。
・4月の始業式から3ケ月3週間が過ぎました。6月に開催された全県総体を勝ち抜き、南東北インターハイには6つの団体、個人を合わせると62名の選手が出場します。昨年に引き続き全県一の人数です。これは3年生が中心となり頑張ってくれた成果です。
硬式野球部は残念ながら3回戦で敗れはしましたが、2回戦では9点差を逆転するなど、全員野球を貫いた素晴らしい試合だったと思います。軟式野球部、水泳部はこれからの試合の結果が全国大会へ繋がります。良い結果を待っています。文化部も含め全国大会では日頃の成果を発揮してほしいと思います。
・ある企業の面接試験の問題です。「あなたはこれまで運が良かったですか?悪かったですか?」皆さんはどう答えますか?運が悪かったと答える人は、筆記試験の成績がどんなに良くとも、不合格にするそうです。松下電器の創業者 松下幸之助社長の考えです。その理由は運が悪かったと答える人は、その原因を自分以外のものにするからです。逆に運が良かったと答える人は、その結果を自分一人の力だけでなく、周囲のおかげと考え、他に感謝の気持ち持ったり、大切なことに気づく力を持っているからだと考えるからです。このような考えを持っている人たちが集まると、仕事上の難問や予想を超える困難にも、仲間と助け合いながら会社を支える人材になると考えるそうです。このような考えを『陽転思考』と呼ばれています。松下社長はなぜこの考えを採用試験に採用したかというと、社長が若い頃、商品を船に積み込む作業をしている際、誤って海に落ちたことがあり、近くに仲間がいて九死に一生を得た経験があるそうです。この時、同僚が近くにいたから、季節が夏だったから助かった。自分は本当に運が良いと考えたそうです。陽転思考は様々な考えの中から良いものを選択し、次につなげる考え方で、どんなことに対してもプラス思考の考え方です。皆さんもこの考え方をもって、これからの人生を過ごしてほしいと思います。
・3年生にとっては進路に向けた大切な時期です。悔いの残らない時間の使い方を期待しています。1,2年生は3年生が引退した後、新しいチームの中心になります。この夏休み、自分の技術を高め、飛躍する夏休みにしてください。