3学期始業式

◆1月15日(月)に3学期の始業式を行い、佐藤武校長は式で次のことを話されました。

・今年は例年になく穏やかな新学期を迎えましたが、まだ1月ですので寒さや降雪に十分気をつけなければなりません。しかしながら全校生徒が大きな事故もなく新学期を迎えられたことに大きな喜びを感じます。

・年末に行われたサッカー選手権では、残念ながら1回戦で敗れてしまいましたが、選手の皆さんは持てる力を出し切った。是非今年も4年連続全国大会出場を目指してほしい。

・3年生は今日を含めて10日登校すれば、学年末考査。高校生活を有終の美で飾ってほしい。4月からの社会人あるいは、大学・専門学校での新生活への準備期間でもある。最後までしっかりと取り組んでほしい。1・2年生は3年生が抜けた後、秋商の伝統をしっかり引き継ぎ、力強く支えてくれるようお願いする。1年の締めくくりとなる学年末考査にも、油断しないでこれに力を注いでください。全員無事に進級してくれることを期待する。

・東京駅で、新幹線が到着するとお辞儀をして迎える集団に出会ったことがあると思う。彼らは、JR東日本グループ会社のJR東日本テクノハート、通称“テッセイ(TESSEI)”の人たちである。東北・上越新幹線の車両清掃、東京駅・上野駅の新幹線駅構内の清掃などを主な業務としている会社であるが、このテッセイの仕事力は世界から【7分間の奇跡】と呼ばれている。10数年前までは、普通の清掃会社であったが、社長が、ただの掃除をするという意識を、この会社は各車両で社員の清掃技量をお客に見せる「新幹線劇場」であると言いつづけた。その結果、他人から敬意を払われていることを感じた現場は、自分たちの仕事により誇りが持てるようになり、ますます意欲的に仕事に取り組めるようになるという好循環に変わった。これについては『新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?』という本に書かれている。これから遅かれ、早かれ、いずれは働くことになると思うので、参考にしてほしい。ただ言われたことをやるのではなく、自分で創意工夫を生み出していく。そうすると仕事もたのしくなる。

・今年が飛躍の年になるように、願っている。

◆始業式終了後、年末に行われた全国サッカー選手権大会の報告会を実施し、キャプテンから感謝の気持ちと新たな決意を表明しました。

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