本校第19代進藤隆校長のお別れの会を、奥様に参列していただき行いました。
7月23日硬式野球部の秋田県大会決勝戦時に、体調を崩し入院され、3ヶ月の短い闘病生活中に病状が急変し10月29日にご逝去されました。
進藤校長の教員生活を振り返ると、強い信念に基づいた教育実践に改めて驚きを隠しきれません。米内沢高校、大曲高校と商業科の教員として高い専門性と熱い情熱で生徒たちを引きつけてこられたこと。その後、教育庁時代には商業教育だけではなく、広く秋田県の産業教育を指導され、キャリア教育の礎を築かれました。
本校では、秋商生としてのあるべき姿を「秋商スタンダード」「秋商1・2・3(ワン・ツー・スリー)」の二つの合い言葉を使い、生徒に明確にわかりやすくに示していただきました。
多くの言葉をもってしても、進藤校長を失った私たちの悲しみは埋めることができません。
終わりに奥様からいただいた、「入院している時の楽しみは、新聞などに載っている秋商生の活躍であった。皆さんの元気な姿に励まされ続けた。最後まで希望を失うことがなかったのは、皆さんのおかげだ。本当に感謝している。」との温かい言葉は、私たちがこの後も進藤校長から見守られ続けていくことを感じました。ありがとうございます。