本校ユネスコスクール班はここ数年、総合的な学習の時間に環境教育の取り組みを行ってきましたが、この度、「小中学生・市民対象の講座実施と書籍の出版による啓発活動」が評価され、平成24年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(環境教育・普及啓発部門)を受賞しました。
表彰式が12月12日(水)にKKRホテル東京で行われ、本校ユネスコスクール班を代表して進藤隆校長が長浜博行環境大臣から賞状を授与されました。
今年度、同表彰の「環境教育・普及啓発部門」には69件の応募があり、10のNPO法人や学校、個人が選ばれました。受賞対象となった本校ユネスコスクール班の活動概要について、環境省発行のパンフレットに掲載された以下の文章をご覧ください。
ユネスコスクール班の活動概要
温暖化防止のための植物の活用や資源の再利用の試みとして様々な活動に取り組んでおり、高校生自らが講師となって、小中学生や一般市民対象の温暖化問題にかかわる講座やワークショップを継続的に実施している。
また、このような活動の内容をまとめた書籍『高校生のための地球環境問題入門』(アルテ)を出版。同書は、国連環境計画(UNEP)発行の『第4次地球環境概況』の一部を翻訳して紹介した「地球環境問題の概要」のほか、温暖化防止のための国連機構や環境保護活動家の取り組み、「地球憲章」、生徒の意見などを収録し、多数の公立図書館に設置されるなど、温暖化防止のための波及効果の大きい啓発活動を実現している。