4月8日(月)240名の新入生を迎え、平成31年度入学式を挙行しました。 入学式は、緊張した顔つきの1年生を、3年生の室長・副室長が先導する形での入場で始まり、担任の先生から一人一人名前を呼ばれて返事をした後、石井校長より入学を許可されました。
石井校長は式辞で、「先生や先輩から良いところをたくさん吸収し、本校の新しい世紀は自分たちが創るという気概を持って、日々の学校生活を送ってほしい」と述べました。
また、充実した学校生活を送るために、継続して取り組んで欲しいことを2つ話されました。
一つ目は「挨拶を大切にすること」です。
「挨拶は相手の存在を認めるメッセージであり、良好な人間関係を築くために大切なコミュニケーションツールである。先輩達と同様に、自分から一歩踏みだして、いろいろな人に積極的に挨拶をして欲しい。そして、周囲との良好な人間関係を築き、豊かな学校生活を送ってください。」と話されました。
二つ目は「努力を積み重ねること」です。
中国の唐の詩人である李白の体験から生まれた「磨斧作針(まふさくしん)」という言葉をもとに、努力し続けることの大切さについて教えてくださいました。そして、「夢と目標を達成するために強い意志を持って根気強く努力し続けて欲しい。」と話されました。
新入生を代表し、天王南中学校出身の佐藤暖乃さんは、自分の行動に責任を持ち、自分自身と向き合い将来について具体的に見据えていくこと、専門的な学習や部活動をとおして自分自身を深めること、楽しいことも苦しいことも新たな仲間と共に乗り越えていくこと、そして、平成最後の新入生として99年間の歴史と伝統をしっかりと受け継ぎ、さらによりよい形で未来へ繋げていくことを誓いの言葉として述べました。