12月8日、「落語は想像力の教科書」と題して、落語家の桂三若様による講演と落語を実施しました。当日は、保護者や地域の方々にもご来校いただきました。
「学力日本一」の秋田の子どもたちにひっかけた楽しいお話から始まって、大阪弁と標準語の違い、教科書へのつっこみどころなど、エネルギッシュかつ軽妙な語り口で進んでいきました。
高校生活について「何のため?」と問いかけた上で、
英語を学ぶことは ⇒ 世界が広がるため
数学を学ぶことは ⇒ 1つ1つの積み重ねが大切だと知るため
歴史を学ぶことは ⇒ 人生の流れを学ぶため
校則を守ることは ⇒ ルールの中で楽しむことを学ぶため
落語を聞くことは ⇒ 想像力の大切さを学ぶため
といった内容のお話もありました。
途中3年生の男子生徒が2名ステージに上がり、小道具の扇子を割り箸に見立てた使い方や、簡単な落語の語り方などを指導してもらいましたが、生徒の反応も上手で、大変盛り上がりました
その後「落語とは想像力の教科書なのだ」というお話から、昔話の「桃太郎」を題材にした、親父が息子の宿題でてんやわんやする「宿題」という落語を披露していただきました。 終始、なごやかな雰囲気と笑いに包まれた芸術鑑賞会になりました。