本校1年生を対象に、構成的グループエンカウンターを実施しました。構成的グループエンカウンターとは、本音を表現しあい、それを互いに認め合う体験をすることです。生徒達は、養護教諭の保浦先生主導のもとに、自分の気持ちを表し、感情の交流を図りました。
まずはクラス毎に丸くなり、誕生日が早い順に並び替わりました。これはただ並び替わるだけではなく「声を出さずに、身振り手振り等で伝える」という条件付きのため、生徒同士の自己表現と相手をよく見る力を引き出します。
次は、生まれ月が同じ(近い)生徒で5~6人のグループになり、共通点を探すシートへ記入します。共通点があったり真逆のことを書いていたりすると話が盛り上がります。
記入した共通点から、自分たちのグループ名を考え、記入・発表します。なかには「家族」というグループ名もありました。
最後は感想を発表しました。
「自分の人生において大きく成長できた気がする」と、構成的グループエンカウンターのねらいである他者意識と成長が感じられる言葉から、とても貴重な体験であったことが感じられました。