10月24~25日にかけて、AKISHOPとキッズビジネスタウンのイベントを開催しました。
キッズビジネスタウンの24日には、出戸小学校と勝平小学校の6年生(約190名)を本校に招待し、高校生と小学生がみなで働き、遊ぶことで、ともに協力しながら街を運営し、社会の仕組みを学びました。25日には、事前に参加申し込みのあった240名の小学生たちが訪れました。
高校生の2・3年生は店長となり、1年生と小学生はその店舗の従業員となります。高校生たちは小学生に仕事の手順を丁寧に教え、ともに接客をしたり清掃や銀行、警察などの仕事をしました。
小学生たちは、仕事を終えると店長から働きを評価され給料の支払い証明をもらいます。給料は銀行で換金し、隣にある税務署で税金を納めて、残ったお金で買い物をします。自分の財布にいくらあるのかを確認しながら、買い物を楽しんでいるようでした。
AKISHOP(エコロジカルビジネスも同時に開催)は、秋田市民市場と仲小路の大屋根下、なかいちプラザで販売イベントをしました。
天候に恵まれ、ハロウィンのパレードや国文祭で訪れた人たちで会場はあふれかえっていました。
自分たちがアイディアを出し、秋田市内の菓子店などに協力して作成していただいたお菓子や惣菜を声を張り上げ、精一杯自分たちの良さをアピールしていました。あまりの元気の良さに周りのお店の方々にご迷惑をおかける場面がありました。申し訳ありません。
例年3,000個ほどの商品を販売しているのですが、今年は6,000を越える商品数でした。売れ残りを心配していたのですが、市民市場やOBの方々のおかげもありほとんどの商品を売ることができました。
「秋田商業の生徒の考えた商品だと買わなきゃいけないなぁー」
「毎年楽しみにしているよ」などと笑いながら声をかけていただいたことなどは、生徒の心に響く言葉となりました。
本当に大変お世話になりました。
このビジネス実践で経験したことを心に留め、感謝の気持ちを新たにして、これからの商業の学習に活かしていきたいと思います。