教員研修「インクルーシブ教育」

12月9日(月)本校会議室において、第2回職員研修を実施しました。

「インクルーシブ教育システムの構築について」と題し、秋田市教育研究所 指導主事 主席主査 佐藤玉緒先生から、非常にわかりやすく具体的なお話をしていただきました。

「インクルーシブ教育システム」とは、障害のあるものと障害のないものがともに学ぶ仕組みのことですが、障害を理由に差別されない共生社会のための国内法を国が整備しているなか、高校に求められることは、特別支援学校などとの交流によってお互いに理解し合う機会を設け、共生社会の構築に向けて、インクルーシブ教育の担い手を育てなければならないこと、とのことでした。

また、実際に発達障害が疑われる生徒に対して、どのような指示が有効で、どう関わっていけばいいのか、具体的な事例を紹介してもらいながら教えていただきました。  障害のある人に優しい社会がとりもなおさず障害のない人にとっても優しい社会であること、意外なところで障害を持った人たちの恩恵を受けていることにも気づかされました。

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