卒業式

3月3日(土)午前10時から本校体育館で、秋田市長 穂積 志様はじめ、多数の来賓をお迎えして平成29年度 第69回 卒業証書授与式が行われ、239名の卒業生を送り出しました。担任から一人一人呼名され、それに応えて元気に返事をした後、クラス代表6名が佐藤武校長から卒業証書を受け取りました。【式辞】
佐藤 武 校長は、
「私たちは今、先の見えない混迷の時代に生きています。世界ではAIやIoTの活用による新たなデジタル革命、いわゆる第4次産業革命が起きているといわれています。また、グローバル化の進展によって一つの出来事が広範囲、かつ複雑に伝播し、社会の変化を予測することがますます難しくなってきています。
2つの言葉をはなむけの言葉として贈ります。1つ目は『自らの夢や志の実現に向けて最後まで努力し続ける事』、2つ目は『失敗を恐れず果敢に挑戦する気概を持て』です。Panasonic創業者 松下幸之助氏は『私は失敗をしない若い人は信用できない。何もしていないことを証明しているようなものだ』と述べています。人生には成功よりもつまずきや失敗の方が多いものです。若者の特権は失敗を恐れたり、困難から逃げることではなく、それを乗り越えていくたくましさであり、行動力である。」と、お話されました。

【送辞】
生徒会長 戸沢大紀 君は、
「先輩たちの活躍を引き継ぎ、秋商の伝統と歴史を刻んでいけるよう日々努力していきたいと思います。卒業しても我々の活動を見守り応援してください。」と、話しました。

【答辞】
前生徒会長 曽我貴正 君は、
「いつもそばにいて支えてくれた同級生のみんな。辛いことがあった時でも明るく迎えてくれたクラスメートのみんな。自宅に帰った時、優しく支えてくれた保護者の優しさにどれほど助けられたかわかりません。本当にありがとうございました。この感謝の気持ちを胸に新年度からはそれぞれの道でがんばりたいと思います。」と決意を述べました。

 最後に全校で歌った校歌で、 卒業生は「心の故郷、秋商」を実感し、巣立っていきました。

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